何事も日々、勉強。
アンテナを立てることが
大切です。

商業建築 施工管理 I

ジェイアール西日本ビルトはどんな会社ですか?

社員の希望や声を聞いて、担当や所属を配慮してくれる会社です。
私自身、もともと鉄道建築工事を主としている部署に5年間在籍し、2021年から商業建築を主とする部署に異動となりましたが「施工管理としての視野を広げたい」と希望を出していたことが叶った形でした。
デッサンという個人的に特技が活かせる今の部署は、鉄道よりも自分に向いていると思っています。

建築には学生時代から興味があり、工業高校へと進学しました。
就活の際に当社を選んだのは、JRというネームバリューが理由です。
駅という工事の規模は大きいように思いましたし、大勢のお客様が利用する駅を安全に保つ仕事の誇らしさや、手掛けたものが一般建築物よりも長く残っていく点にも惹かれました。

担当しているお仕事や、
印象に残った案件について教えてください。

商業施設のテナント工事に関する施工管理を担当しています。現部署は前部署に比べて、対応エリアが広いことが特徴です。
場所が転々とするので、いつでも新鮮な気持ちで仕事ができますね。

テナント工事も千差万別で、コンビニはテンプレートがある程度決まっていますが、構内にあるカフェや弁当屋さんは駅の構造やお客様のニーズに合わせて設計が変わってきます。

鉄道建築は安全を守るためにきっちり決められた内容の工事を完遂するカラーが強い仕事ですが、現部署では設計・提案の自由度が高く、照明の見せ方などからお客様に提案できます。
鉄道建築での制約がある中での工事も達成感がありましたが、今の方が色々な発想ができて楽しいと感じています。

印象に残っているのは、今、担当している商業施設構内の“環境通路”で、食堂街の工事ですね。

構内開発の仕事は、通路を通るお客様もいる中での仕事となり、お客様からは「何が入るの?」「がんばってね」と話しかけられることが時々あります。
そうして店舗がオープンし、お客様が並んでいる姿を見たときには嬉しい気持ちになります。
お客様と関わりを持ちやすい仕事で、「また頑張ろう」という気持ちになれる瞬間が多い仕事だと思いますね。

働くうえで大変だったことは何ですか?
また、それを乗り越えたお話も聞かせてください。

2つあります。
1つは、鉄道建築を主としている前部署から異動してきた2年間です。
契約内容に沿って、事故なく完遂することが評価される鉄道に比べて、テナント工事は契約内容のプラスαの提案をして、初めてお客様に喜んでもらえます。
最初は契約内容プラスαの提案をする習慣を身に付けるのは、少し時間がかかりました。

また、テナントは内装工事なので、電気も設備も全て見ないといけません。
電気工事など新しい分野の勉強も行いました。

今の時代、ネットでも情報が転がっていますが、勉強するにあたっては、職人の意見も実際に聞いたうえで、自分の仕事に落とし込んでいくことを大切にしています。現場だからこそ学べることは沢山あるわけです。

2つ目は、今まさに担当している環境通路です。
今までは一区画のテナント工事だったため、自分の店舗工事だけを考えれば良かったのですが、他の店舗が営業している中で複数のテナント工事を進めなければなりません。
お客様もいるため、工事のせいで怪我をしないように注意することも必要です。

構内開発の仕事は難しい仕事ですが、鉄道分野を担当していた時代の安全配慮、細かな仕様書対応や受注~現場管理をしてきた経験が十分に活かされています。

今後、チャレンジしたいことがあれば、ぜひ教えてください。

テナントの内装工事は沢山担当させていただいて、今回、環境通路も初めて担当することとなりました。
これから何度か環境通路工事も経験した先には、「いつか設計と計画部門での仕事も経験したい」と考えています。

また来年には1級施工管理技士の二次試験を受けます。
後には、ぜひとも一級の建築士を取得したいですね。

CAREER STEP

1年目

18歳で入社。社会人のマナーから学びました。正直に言うと、これからどんな仕事をしていくのか、しっかりとした将来の想像ができていない時期でしたが、仕事の基礎を色々と学び、私自身でも成長したと感じる1年でした。

3年目

JRの受注工事に慣れてきましたが、多くの件名を任されるようになり、忙しい日々を過ごしていました。
小さな工事件名を同時並行で管理していたので、頭の切り替えに苦労しましたね。このときの上司が、私と私の同期が将来お互いに情報交換し、切磋琢磨できるようにという思い、色々なマネジメントや配慮をしてくださいました。
そのお陰で、別々の部署になった今でも、その同期とは定期的に連絡を取っています。

5年目~今

商業建築を主とする現部署へと異動。希望が叶い、商業施設のテナント工事にも従事しました。
趣味でイラストや書道を学んでいたこともあり、仕上がりのイメージを絵で施主に伝える方法を実践しました。
細かな収まりまでスムーズに共有ができるため、自分の強みを再度実感できましたし、施主からも「分かりやすい!」とのお声をいただけています。

休日の過ごし方

インスピレーションを鍛えるためにも滝を見に行くなど時間を忘れるような過ごし方をして、オン・オフを切り替えています。また有名な建築物やアート等を見て、知識を吸収したりもします!

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