私と同じように、
働いているママさんは
各部署にいます。

鉄道建築 設計 N

ジェイアール西日本ビルトはどんな会社ですか?

インフラを支える社会的信頼度の高い会社です。
また、ワークライフバランスが整いやすい会社だと思いますし、実感もしています。
私自身は、皆さんのおかげで、結婚・妊娠・子育てを経て、2児の母でありながら、社員として仕事を続けられています。

あと、女性が割と多い会社だと思います。
新卒採用では、まず施工管理を担当することが多いので、現場にも多くの女性が出ていますし、育休取得中の方もいますね。
建築好きな現場女子が集まっている印象があります。

担当しているお仕事や、
印象に残った案件について教えてください。

現在はJRが計画・企画している工事を施工するための見積もりから契約、一部設計図作成を担当しています。

積算という業務なのですが、当社が主に担当するのはJRの工事なので、競合による相見積もりの中から選ばれないといけないというプレッシャーはなく、丁寧に積算をすることができます。

工事が始まる前の段階で、関係者の思いを最初に聞く仕事ですから、クライアントのイメージを受け止めつつ、実際の施工現場での安全性や思いを汲み取って、現実的なラインに落とし込んでいくことを大切にしています。

思い出に残っている案件は、観光駅ですが、古い駅で、取り壊し~リニューアルまで半年程度かけて1人で担当した工事です。
厳島神社がある駅で、当時は寝台特急の瑞風が停車する駅ということもあり、私が担当した現場が完成したあと、地元の新聞に取り上げてもらったことを今でも覚えています。
「観光駅として、通路が広がり、利便性の高い駅に生まれ変わった」という記事が載っていました。

私自身、中学の頃から建築の世界に入りたいと思っていたので工業高校を選びました。
誰もが利用する物に携わって、便利な世の中をつくる公共建築の分野に魅力を感じるようになって、大学卒業後、当社に就職しました。

ですので、新聞で「便利になった」と多くの人に伝わったとき、私の原点につながった嬉しさがありました。

働くうえで大変だったことは何ですか?
また、それを乗り越えたお話も聞かせてください。

家庭との両立について、会社が柔軟に対応してくれました。
ずっと、建築現場で働きたいという思いがあったため、入社後は施工管理として、夜勤も含めて様々な現場に出ていました。
その後、結婚して子どもが生まれて、育休を経て現場に復帰しました。
育休復帰当時、子どもは1歳だったので、家庭との両立を上司に相談したところ、施工管理の働き方を考え、提案してくださいました。
そうして7年目に入り、2人目が生まれ、育休を経て再度復帰し、今のポジションにいます。

建築の仕事に関わっていたい私の思いに、会社は都度、寄り添ってくれたんです。
お陰さまで、今、2人の子どもを育てながら、正社員として働けています。

建設会社なのに、と言ってはなんですが、振り返ってみると、当社は最初から女性が働きやすくなるような制度がたくさんあり、整っていたように思います。

今だから言えますが、私自身の想いもあり、実は妊娠中もギリギリまで現場に出ていました。
足場の高いところには行かないようにするなど、前もって色々と配慮してくださいました。
身重にもかかわらず現場に出たい希望を叶えられたのは、周囲の方々に恵まれていたからだと感謝しています。

今後、チャレンジしたいことがあれば、ぜひ教えてください。

設計や図面を描くスキルをアップさせていきたいですね。
鉄道関連の建物になるので、完全に自由な発想が求められる仕事でこそありませんが、ある程度のアイデアと自身の経験を踏まえた提案を活かすことができます。
建築士の資格を取ることを目標の1つにしつつ、日々頑張っています。

CAREER STEP

1年目

工事担当として様々な現場に出ていき、知識や技術力を高めました。
2~3年目に宮島口駅のリニューアルを担当し、地元新聞に掲載されました。

5年目

育休を経て、職場に復帰しました。働き方にも配慮いただき、緊急修繕の手配業務など、事務所中心の業務形態にシフトしました。

7年目

2人目の出産・育休を経て、計画・設計を担当しています。

休日の過ごし方

土日祝が毎週休みで、残業は月5時間以内と、ほとんどありません。
工事部署は今年から全社員フレックス勤務になったので、皆さん上手に活用されているように思います。

私自身の話では、土曜日は夫が家にいないので子どもと3人で買い物に行ったり、ときどき家事を休んでごはん屋さんに行ったりして過ごしています。
また、実家へは新幹線で1時間くらいなので、連休を活用して子どもと遊びに帰ることもあります

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