奮励努力。
限られた時間の中で
早く・効率よくをモットーに。

鉄道建築 施工管理 M

ジェイアール西日本ビルトはどんな会社ですか?

駅設備をはじめ商業施設や公共施設などのお客様が利用する場所の建築工事に長けている会社だと思います。また一方で、鉄道という現場特有の「触車(列車に接触すること)・墜落(屋根などの高所から墜落)・感電(電線付近での工事による感電)」のリスクの高い仕事をこなせる技術力がある会社でもあると思います。

学生時代は勉強漬けの日々、というよりもアルバイトや友達と遊ぶ時間を大切にするタイプの人間でした。
とは言え、建築学科を専攻し、父も鉄道関連の仕事をしていたことから、自然と私自身も、鉄道と建築が関わる当社の仕事を選びました。

施工管理は現場監督の仕事であるということは分かっていましたが、当社に入社して、漠然としたイメージがより具体的になった気がしましたね。
建築だけでなく、鉄道にも関わっている会社であるため、より深く、この仕事について知ることができました。
様々な経験をでき、自身の成長も実感できて、入社して良かったと思っています。

担当しているお仕事や、
印象に残った案件について教えてください。

後輩も多くなってきており、立場上、目の前の業務だけでなく、発注先が重複しないようにするなどの調整役割も任せてもらっています。

一方で管理(調整)ばかりではなく、現場にも出ています。
今は、跨線橋(鉄道線路を立体交差で越えるために架けられた橋 )と、駅待合場の修繕工事案件を主任技術者として担当しています。
調整がうまくいったときも充実しますが、やはり、現場での仕事の楽しさは日々感じるものです。

この工事は営業線近接工事という、ホーム上で仕事をする案件なのですが、新卒入社のあと、3年程度経験すれば専門の資格を取得でき、担当できるようになります。

働くうえで大変だったことは何ですか?
また、それを乗り越えたお話も聞かせてください。

駅付近での商業施設の開発工事は忘れられません。
3つの新築が同時並行で進んでいく案件でした。
1年弱の工期でしたが、その期間内で3つも新築を管理したのは、10年目にして初めてでした。

大変だったのは何と言ってもスケジュール管理です。
施主との打ち合わせもある中で工程管理をしつつ、現場管理も行う。どこかが一つでも滞ると他の現場にも影響が出るので、いかにスムーズに行うかということにとても苦心しました。

正直に言うと、報告書や書類作成もその分増えるので、業務が山積みとなりました。

さらに、別部署が設計・監理を行う特殊な案件でもあったため、月1回出張してもらっていましたが、そこでも密なコミュニケーションを求められました。

その最中で地震が発生しました。
不幸中の幸いと言うのか、地震や積雪といった影響は少なくて済んだので、私の担当エリアの被害は比較的マシな方でしたが、上司にも対応のアドバイスを仰ぎつつ、必死になって、なんとか乗り越えたというところです。

竣工を迎えたときには、まずはほっとした気持ちが大きかったですね。

工事を完遂できた要因を振り返ってみると、経験豊富な上司がサポートしてくれたお陰であることは間違いないのですが、担当したのが新築経験の少ない人ばかりだったことも要因だったと思います。

私自身も複数の新築現場を担当することは初めてでしたし、設備担当も設計者も初めてでした。
だからこそ報連相を密にしようという流れになりましたし、「だろう運転」になることはありませんでした。
無理なことは無理だと素直に言えたことが大きかったですね。

今後、チャレンジしたいことがあれば、ぜひ教えてください。

業務上の話でいえば、先に述べた商業施設の開発工事での経験を糧に、次に新築工事に携われたときには、工事を1人で成功させたいと思っています。

キャリア上の話で言えば、目標とする上司に少しでも近づいていきたいですね。
とにかく、社内や協力会社からの信頼感が厚く、部下への指示も本当に的確です。何でも知っていて、何でもテキパキと動ける姿にあこがれますね。
いつかその背中に追いつけるよう、日々頑張っています。

CAREER STEP

1年目

入社当初は検査部署へ。施設を巡回して劣化している箇所がないか、過去の検査記録を元に担当していました。この経験で、担当エリアの駅名や駅の特徴は覚えることができました。

4年目

担当エリアでは初めてとなる耐震天井下地の工事に従事しました。
検査では、指摘事項なく工事を完遂でき、自信につながりました。

また、切符を手で受け渡しする「ラッチ」を自動改札にする工事も経験しました。
同時に床のスロープも手掛け、ご年配のお客様の歩行をスムーズにし、
アナログがデジタル化する瞬間を目の当たりにしました。
やはり、自身が関わって、地元の駅が“生まれ変わる”ということを経験できることは、何事にも代えがたい充実感を覚えますね。

10年目

商業施設の開発工事を担当しました。新築工事3件を同時並行で管理し、周囲の協力を得て、何とか無事に完遂しました。大きな壁と感じるような工事現場でしたが、一度乗り越えられた経験をしてからは、仕事に対応するときの心の余裕が以前よりも増しましたね。自分自身でもレベルアップしたという経験でした。

休日の過ごし方

最近3歳になったばかりの息子と遊びに行っています。
行動も活発に、おしゃべりもできるようになって、日々、仕事の疲れを癒やしてもらっています。

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